幻覚すら見えてくる湖
2010年 01月 09日
一箇所目のアンボセリ国立公園の名物はキリマンジャロでした。
そしてナクル湖は百万羽を超えるというフラミンゴの群れ。
100万羽っていうと・・・もう湖は一面フラミンゴでピンクに染まるくらいだろう。
アンボセリでメジャーな動物を飽きるほど見てしまった俺たちにとって、次の希望は湖を埋め尽くすフラミンゴの大群だ!でも、ドライバーさんによるとフラミンゴは他の場所に移動してしまって、ナクル湖にいない場合もあるとか・・・つまりアンボセリでキリマンジャロが見れなかったように、ナクル湖でフラミンゴが見れないという恐れもある。
ボートサファリをしたせいで、ナクル湖到着が遅くなり、もはや薄暗くなってきたなか、ナクル湖にどんどん近づくと・・・ツアー参加者の目には湖がピンクに見え始める。
いや、実際にはピンク色ではないんだけど、そういう願望からだんだん湖がピンクに見えてきてしまう。
結局、湖のそばには行かず、フラミンゴがいるのかどうかはわからないまま、湖の横を素通りしてこの日のロッジへ。ナクル湖でのゲームドライブは次の日に持ち越し。
期待に満ちて次の日、ナクル湖ゲームドライブへ出発。
立派な角のインパラ
ここは湖だけでなく、ちょっとした森もあるので、動物も結構いる。
アンボセリ国立公園のサバンナで死骸を見かけた数はトップクラスだったシマウマ。
ここにはあまり捕食者もいないはず。のんびりしてました。
まったりしてるハイエナ達
どう?このくつろぎっぷり
幸せそうな顔して・・・
ハイエナはいつ見てもこんな感じでまったりと過ごしていた。
ついに湖に近づく。
後姿がりりしい、、、このおしりはウォーターバックだと思う。
そして、その向こうには・・・
でたーーー!!!フラミンゴだ!!!
本当にあんなピンク色が自然界に存在するとは・・・すごい。
でも・・・どう考えても100万羽いるとは思えない。全くいないよりはマシだが、みんなどこかの池に移動したんだろう。
すぐ近くにはバッファローの群れ。
何度も書きますが、バッファローはケニアで動物の事故によってなくなる人の数が二番目に多い動物。
この近くを(と言っても数百メートルはならてますね)、歩いてました。
ここは車から降りても良い場所らしい。
フラミンゴの離陸シーン。細い足で優雅にタンタンっと走って飛んでいきます。
フラミンゴは人間からある一定の距離を空けておきたいらしく、ちょっと近づくと
どんどん飛んで逃げる。
ちょっと近づいてはフラミンゴが逃げての繰り返しでした。
結構フラミンゴって怖い顔してるんだよね。
飛んでいる姿は優雅なんだけど・・・
そしてナクル湖のもうひとつの名物がサイ!
いままでのサファリでは一度も見かけなかった動物がサイ。
アフリカにはクロサイとシロサイがいて、これはシロサイの方。
実はシロサイとクロサイの違いは色ではない。見分け方は口の形。
俺はシロサイは白くて、クロサイは黒かと思っていたんだけど・・・色はほとんど一緒みたいです。
これはアンボセリでも沢山いた動物トムソンガゼル。
きりっとかっこよくカメラ目線。
さらにセグロジャッカル。たまに見かけるキツネみたいなものです。
朝のナクル湖、、、よーくみるとフラミンゴもいますがまばら。埋め尽くして欲しかった。
なんとか見れて良かった。
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