ベルギーでの生活や、周辺国への旅行を写真を中心に紹介


by BelgianWaffle

涼しい話

ベルギーも夏です。

日本ほどではないですが、結構暑いです。


我が家の目の前は現在、激しく工事中なので、暑くても窓を開けるわけにはいかず。。。
クーラーもないし。そもそもベルギーの一般家庭でクーラーがある家なんてほとんどないらしい。


今日はちょっと涼しいお話。



それは気温マイナス30℃の世界。


スウェーデン北部、北極圏の街ヨックモック(Jokkmokk)。

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レストランもそれほどないとっても小さな街。冬場は一面真っ白です。


そこに2週間滞在しました。


途中にある週末。俺はなにをするかいろいろ考えた。犬ぞり、トナカイと戯れる、スノーモービル。
それなりに遊ぶものがあることが判明。


選んだのはスノーモービル。
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スノーモービルって、、、だだっ広い凍った湖の上を、すいーっと優雅にドライブするものだと思っていた。

ので、インストラクターをつけるのも拒否し、一緒に行った日本人と二人で遊ぶ予定にしていた。


が。。。スノーモービルのお店の人の話を聞いていると・・・


まず、スノーモービルって結構高価なものらしく、ぶつけてボディを破損した場合は、最大90万円ほども修理代がかかる場合がある。

さらに怪我、最悪の場合死亡してもいいですよ!ってな内容の誓約書にサインをさせられる。


どうもお店は暇だったらしく、最初聞いていた条件とは違い、4台貸してくれたので、一緒に出張行っていたスウェーデン人二人と一緒に4人で借りることに。



当初思い描いていた、優雅なイメージが大間違いであることは、最初の3分で痛感した。



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このスノーモービル。相当にでかい。そしてめちゃめちゃパワフル。
エンジンは660ccターボ。つまり軽自動車のエンジンである。スノーモービル自体は200キロくらいか。
最近の軽自動車は800キロくらいはあるわけだから、圧倒的に軽い。
その強力なエンジンで車体の下についているキャタピラを回して、雪を掻いて前に進む。


これが本当に強力でスピードメーターの160km/hというのは大げさなものではない。
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100キロまであっという間に加速する。



そして、走る場所がすごい。
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こんな細くて険しい道(でこぼこも沢山)を、時速60キロほどで走る。


ハンドルを切ると、車体の下についたスキー板みたいなものが動いて、向きを変えるのだが。。。
パワーがありすぎるのと、雪がさらさら過ぎるのと(マイナス30℃ですから・・・)で、まっすぐ走るだけでも難しい。

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時速60キロで走っているときにうっかりハンドルをまげて、雪が深い場所に入ってしまうと、
なかなかもとの道に戻れない。

何度かさらさら雪エリアに突っ込んで、戻るのに必死でした。


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横は木が生い茂っているし・・・ぶつけたら90万円だし・・・必死でした。


一緒に居るスウェーデン人は飛ばしまくるし(やつらは慣れてるから)、もし彼らとはぐれたら帰り道もさっぱり分からないし。


もう、スウェーデン人についていくのに必死でした。


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途中、ひろい湖に出ると、彼らは狂ったようにスピードを上げ始める。
彼らは120キロまで出したとか・・・


ちなみに湖と言えども、走る場所は基本的に決められていて、そこを外れると一気に雪が深い場所になって、こけそうになる。ここでこけたら・・・死ぬかも。
(だってスウェーデン人ははるか前方を爆走中だし)


で、時々雪が深い場所に入ってしまうと、いくらアクセルふかしても前に進めなくなる(下の雪がさらさら過ぎて前に進めない)時がある。

そんなときは力持ちのスウェーデン人が、うりゃっとスノーモービルを動かしてくれる。
200キロくらいあると思うんだけど・・・すげー。


慣れてくるとだんだん面白くなってくる。
このすごいパワーで激しいでこぼこ道を疾走するのが気持ちいい。


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途中でトナカイの群れもいたし。


結局、相当にハードだったため、気温マイナス30℃にも関わらず、汗だくでした。
さらにアクセルを握っていた右手の握力がほぼ限界で、ふらふらでした。


結果、スウェーデン人が居なかったら・・・途中で遭難していたかも。


もし、初めてスノーモービルに挑戦する場合は、インストラクターをつけることをお勧めします。
日本だとちょっと状況は違うでしょうけど。


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by BelgianWaffle | 2009-07-04 07:05 | 北欧旅行記