大寒波襲来
2009年 01月 08日
俺が到着した前の日から寒くなったらしく、普段はせいぜい-3℃くらいのはずが、ついた日の夜が-9℃。
ここまでの寒さは想定外だったため、着るものが・・・
スラックスなんて完全に夏用だし。
1月6日、到着二日目の朝。
冬のヨーロッパとしては珍しい快晴。
あたり一面雪のなか。空は朝焼けでピンクに染まり、
すごい絶景!
さすがに仕事初日なので、5D MarkIIではなく、コンデジしか持ってなかったし、自分で運転しているわけでもないので、寄り道も出来ず。。。きっとこれだけの条件(雪+晴れ)がそろうことは、これから3年住んでももうないでしょう。
そんな日に5D MarkIIで写真撮れないとは・・・残念。
さて、ヨーロッパはクリスマスは盛大にお祝いします。
町中がクリスマスの飾りつけでにぎやかになります・・・が!
日本とは違って片付けは遅いみたいで
未だに多くの家の壁にはサンタが泥棒のようにへばりついています。
ツリーも出しっぱなしのところが多いし(会社のオフィスにもあった)。
さっそく文化の違いってやつだな。
この日は晴れたため寒くなり(太陽が出て暖かいということはなく、放射冷却ってやつで猛烈に気温が下がります)、昼でも-9℃くらい。
そんななかお昼ご飯を食べに、会社近くのサンドイッチ屋へ行ったら
この寒さをモノともせずに、外で店番をするワンコが・・・
俺は寒くて外にいるのは苦行でしかないけど
これだけの毛皮と黒い色で日光を沢山吸収できるのか、この子はまったく気にせず、外に座ってました。
しかし、すごい毛。目ぇ、見えてるか?
どうせこの店は何度も行くことになるので、また今度暖かい日にゆっくりと遊んでみよう。。。
その日の夜。帰りの車に乗ると
げげ!!マイナス16℃!!!
これは寒いわけだ。
かつて北極圏で-35℃まで体感しているけど、その時はそういうつもりで装備を固めていたわけで・・・靴も普通の革靴だと、靴底が冷たくなるし。
いつも行っていたスウェーデンでも4年間毎年冬にも行っていて、一度だけ-15℃というのがありましたが、まさかいきなりベルギーでそれよりも冷え込むとは・・・勘弁してください。
1月7日。つまり昨日。
だいぶ暖かくなりマイナス6℃の外気を暖かく感じました。
馬も優雅に・・・って寒そうだ。
この日は朝から大使館へ。
大使館というとなんかすごいところってイメージでしたが・・・
ふつーに日本の市役所と同じような場所でがっくり。
在留届を出して、免許証の翻訳の依頼をしてサクッとおしまい。
もう少しなにか歓迎的な言葉の一つでもあっても良かろうて・・・
その後は銀行へ。
日本人が働いているため、日本語でサクサクと説明を聞いて、口座を開設。例の札束を無事に入金しておしまい。
こっちでは100ユーロの紙幣は、一枚ずつ偽札でないことを機械でチェックしてました。窓口のおねーさんもこれだけの100ユーロを見ることはまれみたいで、苦笑してました。。。
今日(1月8日)はアパート探しの旅に出ます。