ナイアガラでびしょびしょに・・・
2009年 11月 20日
ビートルズが初めてアメリカに降り立ったことで有名な(?)JFK空港から、
ジェットブルーという未知の航空会社のフライトで一路バッファローへ。
このジェットブルー
機内では青色のポテトチップが出てきます。味はまあまあでした。
そこからバスにゆられること40分。国境を越えてカナダへ!
人生20カ国目。やっと全世界の国・地域の10%を制覇。まだ10%かぁ・・・
そうそう、ここの国境ではパスポートにハンコが押してもらえます。
実は2009年で、押された3つめのハンコ。ヨーロッパ内で旅行していても、パスポートにハンコが押されるチャンスはほとんどありません。
これはカナダ側からの写真。向こう岸がアメリカのナイアガラフォールズ。
手前がカナダのナイアガラフォールズ。国境をはさんで同じ名前の街があるのは世界でもここだけだとか。
橋の真ん中にアメリカとカナダの国旗が立っていて、そこが国境になります。
そして、これが世界三大瀑布のひとつナイアガラの滝です。
手前に見えるのがアメリカ滝、奥のすごい煙が出ているのがカナダ滝という名前らしいです。
ただねぇ。。。写真をみてもわかるように、天気はイマイチ。
今回の旅行で到着した日を除いて、初めての曇りです。
せっかくのナイアガラなのに・・・
バスにゆられてカナダ滝のほうへ。
夏場は霧の乙女号という名前の船に乗って、滝の近くまで行けるそうですが、11月以降は船が出ないので、代わりに滝の裏側ツアー(Journey Behind the Falls)に行きます。
まったくセンスも欠片もない黄色い雨ガッパを着て
地下のトンネルを歩くと・・・
なんとナイアガラの滝を裏側から見ることができるのだ!!
という触れ込みでしたが・・・
たったのこれだけ。ここから先には行けません。
うーん。別にナイアガラでなくても、これくらいは見れるよなぁ。
確かに滝の裏側ツアーなので、看板に偽りはないんだけど・・・
ここはもうひとつ、滝の落ち際を横から見れる場所もある。
ここはまあまあだけど・・・そもそも水しぶきが激しいのに、
なんとついに雨も降り出した。
そう今日のタイトル、びしょびしょになったのは滝の水しぶきによるものではなく、大半が雨。
カッパは着ていても、手とか足は大体出てるし、カメラのレンズに水滴がつけば写真に写りこむし(カメラとレンズは一応簡易な防水なのでOK)、なんと言っても空が灰色では、写真が滝なのか、滝の水しぶきなのか、雨なのか、雲なのか・・・判別しずらい。
がっかり。。。
写真としてはイマイチですが、間近でみるナイアガラの滝の迫力は相当なものでした。
空が青いともっときれいなんでしょうが・・・
ここはさらに上にあがるとテーブルロックという展望台があって、滝の落ち際を上から見れます。
数メートル先は滝です。これまたなかなかの迫力。
曇りのおかげでNDフィルターも不要でした。。。
テーブルロックから魚眼での眺め。
このレンズの状態で、ガイドさんに滝と一緒に写真を撮ってもらおうとカメラを渡したら、
「えー、何ですかこれ?!すごーい。おもしろーい。もう一枚撮ってもいいですか?あ、こうすればいいのかな?!」っとすごく盛り上がって何枚か写真を撮ってもらいました。
確かに魚眼レンズついたカメラのファインダーって異次元ですからねぇ。。。
そこにいた鳥ちゃん。なかなかいいポーズです。
ナイアガラの滝を落下してしまった魚は、滝つぼで目を回して川に浮かぶらしく、それを狙った鳥がたくさんいました。
数キロ下流の川が流れを変える場所。ここでは渦潮が見れるらしいのですが・・・
なにしろ雨がひどくて・・・もうどうでもよくなってました。
ナイアガラの滝は世界遺産ではありません。
手前に人口で水門を作って水量を調整しているため認定されなかったとのこと。
この調整をしないと、滝のパワーで、滝が一年で1メートルも移動してしまい、どんどん地形が変わってしまうそうです。今はその調整のおかげで1年で3センチしか動かないそうです。
***まとめ(とグチ)***
滝自体はすごかった。さすがに三大瀑布。
ちょっと高いお金を払って行く価値は十分にあると思う。
カナダのハンコも押してもらえるし。
しかし、いかんせん船に乗れない(冬に来た俺が悪い)、天気が悪い(運が悪い)ということで、ちょっとがっかりでした。さらに滝の周りは完全に観光地化されていて、あまり自然な雰囲気も無いですし。
ツアーの最後には、自動的に日本人が経営するお土産屋へ行くのだが、完全に日本人の団体旅行客向けな感じで、品揃えがどうも年配の方向け・・・俺としては何を買おうかとっても困った。
その前の普通のお土産屋で何か買っておけばよかったなぁ。
なぜか日本からのツアーってこういうお土産屋がセットになってるよなぁ。
でも、ニューヨークからナイアガラへ、個人で行くのはあまりお勧めできない。
空港から滝も遠いし、入国や出国でトラブルのも面倒。そもそもマンハッタンからJFK空港だって遠いし。
慣れている人なら、もちろん問題ないでしょうが・・・
ということで、びしょ濡れでのナイアガラレポートでした。
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